ブラストとは、投射材と呼ばれる粒状のものを基材に衝突させ、製品の下地処理を行うことです。
塗料の防錆防食効果は、塗膜が鋼面に密着していることにより発揮されます。鋼面と塗膜の間に、サビや異物などが存在していた場合、塗料の防錆防食効果が期待できないだけではなく、逆に発錆腐食が促進されてしまいます。また異物があることによって、塗膜を透過してくる空気や水によって膨張し、ふくれ、われ、はがれが生じる原因にもなります。
このように、鋼と塗料の間に異物が存在すると、塗料の防錆防食効果が著しく減少してしまうので、表面をブラストして異物を取り除いてから塗装することが必要です。
ブラストをして、適度に粗い鋼面のほうが、付着面積が大きく、物理的からみ合いが大きいので塗料の密着性が強くなります。また鋼面と塗料の密着だけではなく、塗料同士の密着も強まり、塗膜の寿命を高めることができます。
そのため、塗装する場合は面を清浄にし、適度に面を粗くすることが不可欠になります。
清浄をして適度な粗面にすることを素地調整といいます。
東海メタリコンでは大物対応できる様々なブラスト機械をご用意しています。
・サンドブラスト室 1基
高さ5000mm×幅4500mm×奥行10000mm
・サンドブラスト機 12基
・コンベヤーブラスト機 1基
最大加工物
幅1850mm×高さ100mm×長さフリー
幅1600mm×高さ1000mm×長さフリー
・クレーンブラスト機 1基
最大加工寸法 2500Φ×2800H
・エプロンブラスト機 1基 …など
どのような大きさでも対応させていただきます!
※コンベヤーブラスト機は、素材に対するブラストに威力を発揮し、鋼板、大型形鋼、鋼管、棒鋼、軽量鋼、その他長尺物を最も効率よく処理します。
創業50年にわたる、幅広い施工実績により、様々な形状の品物も施工できます。写真のような門扉や、モニュメント、また製品化された品物もブラスト可能です。
まずはお電話にてご相談ください。
東海メタリコンでは、素材はもちろん、製品化されたものでもブラスト施工できます。
素材ブラストは、自動装置により、素材をブラストすることで、一定の鋼材を大量に処理し、早く均一に施工することができます。
製品ブラストは、製品化されたものを手作業でブラストするもので、製品の形状・大きさ、鋼面の状態、作業環境などに即応できます。